XLRコネクター
こんにちは!Takaです。
本日は朝から雨・・・、お店の前の花壇に咲くビオラも少し寒そうです。
さて、強風でドアが開く度に入り口側を眺めてしまいますがお客様はいらっしゃらず。。。
こんな日は復習を兼ねてオーディオにかかわる事柄を掘り下げていこうと思います。
今回は「XLRタイプコネクター」について。
Takaが音楽業界で働いていた時、コンサート会場やレコーディングスタジオでは当たり前に使われていたキャノン(XLR)コネクター。
米国Cannon(キャノン)が開発したものなのでTakaが仕事をしていた時は「キャノンのケーブル持って来て」なんて言ってた記憶です。(光学メーカーのキャノンとは別の会社です。)
同じものでも「バランスケーブル」や「XLRケーブル」なんて呼ばれたりしてました。
昔、カラオケ屋さんが有線マイクだった頃、このXLR端子をマイク側に接続、カラオケ機側をフォーンプラグで接続してるのを見て「3番ピンを非接地してるなー」と分解した思い出があります。
SHURE SM58(超定番マイクですね)
フォーンプラグ(wikiペディアより画像参照)
(wikiペディアより画像参照)
さて、オーディオの用途としては比較的高級機に搭載されている印象のXLR端子。
CDプレーヤーとプリアンプを接続、プリアンプとパワーアンプを接続する等々。
バランス接続のメリットって?改めて思い返してみると、バランス接続(平衡回路)とアンバランス接続(不平衡回路)についてアキュフェーズさんのP7500の資料に以下の記載がありました。
■「バランス入力端子」搭載
本機はラインとバランスの2系統の入力端子を搭載しています。プリアンプ等のバランス伝送の出力回路では、お互いに位相が反転した2つの信号、インバート(-)とノン・インバート(+)を出力します。出力された信号はケーブルで伝送される際、外部からノイズが加わる可能性がありますが、本機の信号入力部では、この2つの信号の差信号を出力することで、ノイズ成分のみをキャンセルして、信号成分のみ増幅します。ノイズはケーブルが長いほど、加わる可能性が高くなりますので、バランス伝送はケーブルが長いほど有効な伝送方法です。ただし、一般的なご家庭の5m程度までのケーブル長であれば、ライン伝送とバランス伝送に性能面での大きな違いはありません。本機では、ライン入力端子とバランス入力端子をフロントパネルで切り替えることが可能です。
※ アキュフェーズ ステレオパワーアンプ P-7500 資料より抜粋
Takaが業務で使っていたキャノンケーブルは10mとか15m、マルチコネクターなんて30mとかケーブルを引き回すのが当たり前で、マイク側に電源(ファンタム)を送る必要があったりでキャノンケーブルが必須だったわけです。
コンサートやレコーディング環境での使用条件が違えど、ノイズに強いというのはメリットですよね。
ホームオーディオではXLRとRCAのプラグ形状やケーブルの違いによる音色の違いでしょう、どちらもアリです。
音楽業界にいた時もプラグメーカー「スイッチクラフト」や「ノイトリック」をいろいろ使い、音色の違いを楽しんでいました。
あとTaka的にはバランスケーブルはロック機構が付いているので抜けにくい!のはメリットだと思います。
コンパクトさではRCAですね。
明日のブログでは四日市ムセンで取り扱っているXLRケーブル製品をご紹介します。
この記事へのコメントはありません。