
会社訪問:Accuphase(前編)
こんにちは!Takaです。
2025年6月18日、神奈川県横浜市青葉区にあるアキュフェーズの本社で開催される「AASゼミナール」にご招待いただきましたので参加してまいりました。

本社エントランス
会社全体凄くお掃除が行き届いており古い建物ですが綺麗でした。

もう少しいい写真が無かったのかと反省。。。(スミマセン)
アキュフェーズ経営陣の皆様です。
本日の「AASゼミナール」の内容をご説明頂き、社内見学ツアー開始です。

品質保証部門から。
このお部屋では製品テストを行っているとお聞きしました。
品質保証部では製品マニュアル作成もしているそうです。

パーツ倉庫を見せて頂きました。
基本的には「空気に触れることで劣化する」事を防ぐため、可能な限り
フィルムで包んでいるそうです。
旧いモデルの修理にも対応するため在庫は十分に持つようにしているが、部品メーカーが生産中止となり「手に入らなくなったりすることもあり悩ましいところ」と言うお話も。
販売終了後、数年間で修理不可と言うメーカーが多い中、スイス時計の様な手厚いフォローもアキュフェーズの魅力ですね。

サービス部門では50年前のプリアンプ C-200 の修理を説明して頂きました。
古くなるとハンダの剥がれや割れも多くなり、基盤を外し補修しているというお話でした。
出来る限り長く使ってもらえるように!という心意気を感じました。

お客様から預り、症状確認の為のロードテスト中の製品。
お客様が仰る症状がなかなか出ないこともあるそうです。
出来る限りどういった状況でお使い頂いているのか聞いてくださいとサービスの方からのお願いでした。
四日市ムセンでは以降詳細にお聞きして対応いたします!と心に誓うのです。

CDドライブの歴史を説明して頂きました。
ピックアップ部は社外の製品を使っているがトレーやドライブハウジングは自社製のものになっているということでした。
持たせて頂きましたがかなり重量のあるドライブでした。

製造部に移動。
広くはないですが、20名弱のスタッフの方が日産25台程度完成させているとの事でした。

振動をあたえオシロスコープの波形に乱れが出ていないかチェックしているとの事。
問題があると波形にひずみが出るそうです。
振動も結構ガタガタ振るわせて厳しくチェックされていました。

72時間通電テスト。
電気を投入し問題か無いかチェックしております。

フロントパネルの傷を説明して頂きました。
複数の工程で傷や汚れに対してのチェックシステムが有り、厳重に検査、管理されていました。
正直、これだけの人の目をかいくぐって「傷がついてます!」はほぼ無いかなと思うほど。
アキュフェーズが製品に自信を持って販売していると強く感じるエピソードでもありました。

フロントパネルの製造メーカーから納入時にも検査をしているそうです。
テープの貼ってある部分に傷、汚れありと見せて頂きましたが、ものすごく目を凝らして見るとわかる程度!
品質に対する厳しさは本当に素晴らしいと思いました。

CDドライブの製造。
それぞれ部品の重量があり、組上がると結構な重さになります。
組付けも丁寧に行われていました。
今日はここまで。
後半に続く!
四日市ムセン
住所:三重県四日市市泊町4-12
TEL:059-345-0931
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