ホラーで暑い夏も涼しく
夏です。梅雨も明けました。
夏といえば、ホラー!
怖い話や、怖い映像はあまり得意ではなく、ひとりでは絶対見ないのですが
学生の時は、夏休みに友人と一緒にワイワイ騒ぎながら見るのが楽しみのひとつでした。
(あとでひとりになったときに引きずって必ず後悔する)
怖いもの見たさってありますよね。
|夏=ホラーの印象
江戸時代から、日本人の間では夏に怪談を楽しむ志向がありました。
夏の歌舞伎の演目として定着しており、
この芝居文化が日本の夏の怪談の印象を大きくしました。
また、お盆は死者の霊魂がかえってくるといいますね。
夏祭りの盆踊りもお盆に迎える霊の鎮魂のために始まったといわれています。
この夏に怪談を楽しむ文化は日本独自のもので、
アメリカではハロウィンにホラー映画を楽しむみたいです!
|物語を引き立てる音楽
ホラー映画やドラマには不気味な音楽がつきものです。
あの不気味な音楽を聴いただけで恐怖感をかきたたせますよね。
怖いと感じるのは個人差もありますが、
恐怖心をあおる音楽は、不協和音。
何かがだんだん迫ってくるような静かで不穏な曲調や
何かが起っしまったときの「逃げてーーーーー!」と思わせる激しい曲、
何かが起こってしまった後の絶望感を感じさせる音楽など
映像と相まって、不気味さや不安感をあおってきます。
|ホラーを見ると涼しくなる?
怖い話を聞いた時や、ホラー映画を見た時など
私たちは不安に感じ、冷や汗や、鳥肌、寒気がしてなんとなく涼しくなります。
人間は、そういった緊張状態やストレス状態になると
交感神経が高ぶり、心臓の血管は拡張され、ドキドキするのですが
その分、皮膚表層の血管は収縮して、血流が悪くなり、冷たくなるそうです。
怖い話をしているとき以外にも、
大勢の人の前で話すときや、大切な打合せの前など
緊張状態にあるときにも起こる現象です。
確かに、緊張すると手脚が冷たくなる気がします!
ホラー映画を見ているときに寒気を感じても、
本当に幽霊がいるというわけではないようです。(よかった。)
今年の夏も暑いです。こんな暑い日にはホラー映画を見たり、
不協和音を聞いて、涼むのはいかがでしょうか?
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